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検察審査会

選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の審査員が、検察官が被疑者を裁判にかけなかったこと(不起訴処分)のよしあしを審査するのが検察審査会です。検察審査員は毎年1月15日までに衆議院議員の選挙権を有する人のなかから市町村選挙管理委員会が「くじ」で候補者(人数は市町村の有権者数により審査会事務局が決定)を選び、その候補者の中から11人の検察審査員が選定されます。

検査審査会とは?

 選挙を有する国民の中からくじで選ばれた11人の検査審査員が、一般の国民を代表して、検察官が、被疑者(犯人と目される者)を裁判にかけなかったこと(不起訴処分)のよしあしを審査するのを主な仕事とするところです。

審査はどういうときに?

 犯罪の被害にあった人や犯罪と告訴・告発した人から、検察官の不起訴処分を不服として検察審査会に申立てがあったときに審査を始めます。
 また、検察審査会は、被害者などからの申立てがなくても、検察官が不起訴にした事件を職権で取り上げて審査をすることもあります。

審査の方法は?

 検察審査会は、検察審査員11人全員が出席した上で、検察審査会議を開きます。そこでは、検察庁から取り寄せた事件記録を調べたり、証人を呼んで事情を聞くなどし、検察官の不起訴処分のよしあしを一般国民の視点で審査します。まだ、検察審査会議が自由な雰囲気の中で活発に意見を出し合う事ができるようになっています。

審査の結果は?

 検察審査会で審査をした結果、更に詳しく審査すべきである(不起訴不当)とか、起訴をすべきである(起訴相当)という議決があった場合には、検察官は、この議決を参考にして事件を再検討します。その結果、起訴をすることのが、相当であるとの結論に達したときは、起訴の手続きがとられます。

これまでに審査した事件は?

 これまでに全国の検査審査会が審査をした事件は13万件に上がり、その中は、造船疑獄事件、近江絹糸事件、サリドマイド薬禍事件、水俣病事件、羽田沖日航機墜落事件、日航ジャンボジェット機墜落事件、薬害エイズ事件、脳死臓器移植事件といった社会の注目を集めた事件もあります。また、検索審査会が審査した結論に基づいて、検察官が再検討の結果起訴した事件は、1,100件を超え、その中には、懲役10年、懲役8年などといった重い刑に処せられたものもあります。

審査の申立てや相談の費用は?

 審査の申立てや相談には、一切費用がかかりません。最寄の検察審査会事務局までお気軽にご相談ください。

検査審査会のある場所は?

 検察審査会は、全国に201か所あり、地方裁判所と主な地方裁判支部の中にあります。
 詳しくは最寄の検査審査会事務局までお問い合わせください。なお、視覚、聴覚、言語などに障害のある方は、検査審査員として選ばれた場合に円滑な意見交換ができるように検察審査会事務局において準備をしますので、事前に最寄の検査審査会事務局までご連絡ください。