成人風しんの抗体検査・予防接種について（風しんの追加的対策）

情報登録日：2023/03/10

【40～50代男性の皆さまへ】風しん抗体検査・予防接種のお知らせ

40～50代男性の皆さまがきっかけで、職場や家族など、あなたの周りの妊婦さんに風しんを感染させる危険性があります。妊婦さんが感染すると赤ちゃんが障害をもって生まれる可能性があります。

厚生労働省は第５期定期接種として風しんの追加的対策事業を開始しました。嘉手納町では、抗体検査と予防接種を無料で受診できるクーポン券を送付しております。

対象者や期限など詳細は以下のとおりです。

●対象者
　昭和３７年（1962年）４月２日から昭和５４年（1979年）４月１日生まれの男性

●実施期間
　令和７年（2025年）３月３１日まで

●費用
　抗体検査・予防接種ともに無料

●検査の受け方
①町の集団検診・職場の健康診断や医療機関にて抗体検査（採血）を受ける
②抗体がある場合：終了
　抗体がない場合：医療機関へ予防接種の予約
③ＭＲ（麻しん風しん混合）ワクチン接種を受ける

●実施医療機関

(嘉手納町)令和４年度実施医療機関一覧表.pdf

風しんの追加的対策について

　昭和37年度～53年度生まれの男性は、過去に風しんの予防接種を受ける機会がなかったため、自身が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまう恐れがあります。平成30年7月以降に全国的に風しんが流行したことから、国は平成31年度より上記対象の方へ抗体検査と予防接種を原則無料とする「風しんの追加的対策」を実施することとしました。

　風しんは、感染者の咳やくしゃみ、会話などで飛び散るしぶき(飛沫)を吸い込んで感染します。成人は高熱・発疹の長期化や関節痛などの重症化の可能性があります。
（先天性風しん症候群：妊娠初期に風しんに感染すると、赤ちゃんが先天性心疾患・白内障・難聴を特徴とする先天性風しん症候群を持って生まれてくる可能性が高くなります）