脚本・作画
色彩工房
発行
野國總管甘藷伝来400年祭実行委員会
マチュー
「・・・できてる。芋ができたぞ!」
マチューの声を合図にみんなも
土を堀りました。
「ほんとだ。できてる!」
「たくさんあるよ!」
「これで食べ物にこまらないね!」
「おなかいっぱいになるんだね!」
マチューとみんなは
手をとって喜びあいました。
それからもマチューは、
周りの村の畑にも
芋を植え続けました。
芋は人々の飢えを救い、
暮らしは豊かになっていきました。
芋の噂はあっという間に
遠くの村にも広がりました。