はいさい　ぐすーよー　ちゅーうがなびら。

　５月１２日は「民生委員・児童委員の日」です。

　民生委員・児童委員は、地域の身近な相談相手として県内で約２千名の皆様が、社会奉仕の精神を持って献身的に活動されています。県民福祉の増進に大きく貢献されていることに対し、深く敬意を表するとともに、県民を代表して心から感謝申し上げます。

　少子高齢化や核家族化等の進行とともに、地域における人と人のつながりの希薄化が進み、子育ての不安や介護の悩み、孤独・孤立、虐待など、様々な問題が発生しています。これらの課題に適切に対応するためには、市町村や社会福祉協議会、福祉関係機関との連携及び、地域住民の協力が重要となります。

　中でも、地域住民のニーズを把握し、住民の立場から福祉行政との橋渡しを担う民生委員・児童委員の役割は一層重要性を増しており、その活動が円滑に行われるためには、県民の皆様の御理解と御協力が不可欠です。

　本日から１８日までの期間は、「民生委員・児童委員の日　活動強化週間」として、民生委員・児童委員の活動の重要性を広く周知するための取組が、全国的に展開されます。

　沖縄県内においても、各市町村独自の取組が行われることとなっております。県民の皆様におかれましては、民生委員・児童委員の活動に対する御理解を一層深めていただきますとともに、その活動に対して引き続き御協力いただきますようお願い申し上げます。

　ゆたさるぐとぅ　うにげーさびら。

　　　　令和５年５月１２日

沖縄県知事　玉城　デニー