脚本・作画  色彩工房
発行  野國總管甘藷伝来400年祭実行委員会
ある日のことです。

那覇の久米村から、

えらい先生のお使いが

マチユーの家にやって来て

言いました。


使い    「ここに、たいそう働き者で

  かしこい若者がいると

  聞きました。

  先生が、久米村で働きながら

  勉強しませんか?

  と言っています」


お父さんとお母さんは突然のこと

でびっくりしました。

マチユー   「行きます!行って勉強させてください!」 

と、マチューは元気よく答え、

お父さんお母さんに別れを告げて

久米村に行くことになりました。