平成17年度事業計画
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目     次
Ⅰ.総論 1. 開催の意義
2. 開催の目的
3. 野国いも宣言
4. 基本方針
5. 開催日程・会場
6. 実行委員会構成団体
7. 後援団体
8. キャッチフレーズ、ロゴ、キャラクター、イメージソング
Ⅱ.事業計画 1. 普及啓発事業
2. 甘藷発展事業
3. 記念事業
4. 主要イベント
5. 野國總管甘藷伝来400年祭年事業
6. 資金造成事業
Ⅲ.推進計画 1. 運営計画
2. 広報宣伝計画
3. 交通・輸送計画
4. 警備・救護計画
5. 財政資金計画
Ⅳ.事業プログラム 1. 野國總管甘藷伝来400年祭プログラム
2. 関連イベントプログラム
Ⅰ. 総論
1.開催の意義  >>目次へ<<
  嘉手納町が生んだ偉人「野國總管」が、西暦1605年に甘藷(愛称:野国いも)を中国福建省からわが国に伝えた。甘藷は、嘉手納町をわが国における発祥の地として全国へ伝播し、飢饉や戦中戦後の食糧難から幾多の人々の命を救い、大きな貢献を果たしてきた。近年、甘藷は健康食品としても注目され、健康に対する機能性が大きく広がろうとしている。

  野國總管は、まさに沖縄県民のみならず、日本の全国民がその功績を忘れてはならない社会の維持発展に尽くしてきた先達のひとりである。

 2005年で甘藷伝来400年を迎える。この歴史的な節目を記念し、野國總管の遺徳を永く後世に伝え、甘藷の持つ可能性を広げるため、「野國總管 甘藷伝来400年祭」を挙行し、日本における甘藷発祥の地・嘉手納を全国に広く発信する。

2.開催の目的   >>目次へ<<
野國總管と甘藷発祥の地・嘉手納の発信
 野國總管と甘藷発祥の地・嘉手納を全国に発信し、その定着化を図る。
野國總管の遺徳と、「進取の精神」「社会貢献」「国際性」の継承、発展嘉手納町の町づくりの基本として、野國總管の遺徳と、「進取の精神」「社会貢献」「国際性」を継承、発展させ、町の活性化を図る。
甘藷の持つ可能性の追求
 健康に対する機能性に優れている甘藷の可能性を大きく広げ、町の産業振興を図る。
甘藷の里帰りと交流
 嘉手納町から旅立ち日本各地で大きく成長し寄与してきた甘藷が、発祥の地・嘉手納へもどり、わが町を新たな発信源としてそれぞれの産地、人々との交流を図る。

3.野国いも宣言   >>目次へ<<
 野國總管の偉業を称えると共に嘉手納町のアイデンティティとして甘藷の愛称を「野国いも」の愛称で呼ぶことを平成16年4月13日の実行委員会総会において決定した。各事業において野国いもの愛称を事業において活用すると共に野國總管甘藷伝来400年祭の記念式典において宣言する。

 宣言文例
 「野國總管の遺徳を顕彰し、その功績を称え、甘藷を野国いもの愛称で呼ぶことを 宣言する。」

4.基本方針   >>目次へ<<
  「野國總管 甘藷伝来400年祭」は、基地の町としてのイメージが強いわが町を、甘藷発祥の地・嘉手納として、野國總管の遺徳と甘藷の健康に対する機能性、加えて歴史、文化などわが町の新しい魅力を全国に発信する手段とする。

 そのため、一過性の事業ではなく、「野國總管生誕の地・嘉手納」「甘藷発祥の地・嘉手納」を表現し、定着を図るための発想、運営をしていく。まつりを県内外からかつてない規模の集客を目標とし、経済振興の可能性を広げる。まつりを契機として新しい資産を創造すると共にその継続、発展を通し、町の活性化につなげるものとする。野國總管宮についても新しい魅力を創造するものとする。多くの人の善意により寄付された泡盛についてはその有効活用を図る。町内外のお客様を温かく迎え、本町のイメージアップを図るため、町内の美化活動を行う。特に、道ジュネーの会場である町道埋立て2号線及び野國總管宮に至る町道75号線は重点箇所とする。事業の運営に当たっては、町民、企業、行政等が協働し、沖縄における代表的なまつりとして定着することを目指す。

5.開催日程・会場   >>目次へ<<
 野國總管甘藷伝来400年祭の開催日は、2005年9月30日(金)10月1日(土)10月2日(日)とする。また、2005年を野國總管甘藷伝来400年祭年と位置付け、時期に応じたイベントを町内各所で開催する。

 会場は、野國總管宮周辺会場、兼久海浜公園会場を中心として実施する。両会場を機能的に結びつける交通手段を適切に配置する。駐車場については、その確保に努め、専用バス等を有効に活用するとともにITを活用し携帯電話による駐車場の利用サービスを行う。

主会場 野國總管宮周辺会場(嘉小中グラウンド、嘉小体育館、嘉中体育館含む)
兼久海浜公園会場
その他場 かでな文化センター、新町・ロータリー再開発地区、町道埋立2号線等

6.実行委員会構成団体   >>目次へ<<
 嘉手納町役場、嘉手納町教育委員会、嘉手納町議会、野国郷友会、嘉手納町商工会、嘉手納町社会福祉協議会、嘉手納町文化協会、沖縄県農業協同組合嘉手納支店、東区自治会、中央区自治会、北区自治会、南区自治会、西区自治会、西浜区自治会、嘉手納小学校、屋良小学校、嘉手納中学校、嘉手納高等学校、嘉手納町体育協会、嘉手納町婦人連合会、嘉手納町連合青年会、嘉手納町老人クラブ連合会、嘉手納町農業委員会、嘉手納町農業団体連絡協議会、沖縄県農業協同組合嘉手納支店女性部、嘉手納町生活改善グループ、嘉手納町商工会青年部、嘉手納町商工会女性部、嘉手納町商工会青年部OB会、嘉手納町商工会建設工業部会、嘉手納町社交飲食業組合、新町商店街協同組合、国道通り会、嘉手納町漁業組合、嘉手納町子ども会育成会連絡協議会、嘉手納町PTA連合会、嘉手納小学校PTA、屋良小学校PTA、嘉手納中学校PTA、嘉手納高等学校PTA、嘉手納町青少年センター、嘉手納町軍用地等地主会、嘉手納町マルチメディア推進協議会、嘉手納・読谷ライオンズクラブ、野國總管塾、嘉手納町赤十字奉仕団、菜の花の会、沖縄県角力協会嘉手納支部、沖縄県建築士会中部支部、ボーイスカウト嘉手納第1団、ヒスパニック文化センター、嘉手納郵便局、嘉手納基地渉外部、比謝川行政事務組合(粗大ゴミ処理施設、ニライ消防本部)、沖縄県立農林学校同窓会

7.後援団体   >>目次へ<<
 農林水産省、内閣府沖縄総合事務局、沖縄県、沖縄県議会、沖縄県市長会、沖縄県町村会、中部広域市町村圏事務組合、中部市町村会、(財)沖縄観光コンベンションビューロー、沖縄タイムス社、琉球新報社、沖縄テレビ放送、琉球放送(株)、琉球朝日放送(株)、日本放送協会沖縄放送局、ラジオ沖縄、エフエム沖縄、沖縄県農業協同組合、(財)いも類振興会(予定)、日本いも類研究会(予定)

8.キャッチフレーズ、ロゴ、キャラクター、イメージソング   >>目次へ<<
◆キャッチフレーズ 「甘藷と共に未来にはばたけ嘉手納町」
◆キャラクター    ◆ロ ゴ
◆キャラクター名称 「いもっち」
◆イメージソング 「野国のおいも」

Ⅱ. 事業計画
1.普及啓発事業   >>目次へ<<
 野國總管及び甘藷を県内外にアピールできる事業として、記念誌編纂部会員により、2002年3月から町広報に「野國總管コーナー」として掲載すると共に、2004年6月には副読本「野國總管と甘藷」を発刊した。引き続き、新年度は下記の事業を行う。
町広報への掲載
記念誌編纂部会員により2005年9月号まで、全42回掲載する。
記念誌の発刊
記念誌編纂部会により2005年12月発刊する。
野國總管・甘藷フォーラムの開催
 野國總管及び甘藷について、研究者及び関係者によるフォーラムを8月6日 
(土)かでな文化センターにおいて開催する。
野國總管甘藷展示会の開催
 野國總管の偉業及び甘藷の持つ健康に対する機能性を広く紹介するため、展示
会を9月30日(金)~10月2日(日)の間、嘉手納小学校体育館で開催する。
紙芝居「野國總管物語」の製作
 野國總管に関する紙芝居を製作し、小学校、幼稚園、保育所等で活用する。
2005年6月を目途に製作する。
記念CDの制作
 400年祭を記念し、甘藷発祥の地・嘉手納町をアピールすることを目的に記念CDを制作する。収録曲は、イメージソング「野国のおいも」や甘藷及び嘉手納に因んだ曲とする。嘉手納町マルチメディアセンターを活用し、2005年6月を目途に制作する。
野國總管大賞の授与
 400年祭を記念して、「野國總管大賞」を設け、進取の精神部門、国際性部門、社会貢献部門、甘藷部門の4部門において顕著な実績を残したと評価される人を2005年9月30日(金)の記念式典において表彰する。

2.甘藷発展事業   >>目次へ<<
 健康食品として注目されている甘藷の健康に対する機能性を広げ、本町の産業振興に資する事業として次のことを行う。

甘藷物産市の開催
 広く県内外から甘藷及びその加工品を取り寄せ、その紹介及び販売を行う甘藷物産市を10月1日(土)10月2日(日)に兼久体育館及び3on3バスケットコートにおいて開催する。
ウムスーブ(甘藷品評会)
 甘藷栽培者に呼びかけ、ウムスーブ(甘藷品評会)を甘藷物産市会場で行う。
甘藷料理コンテストの開催
 甘藷料理の普及啓発を図るため、甘藷料理のコンテストを甘藷物産市会場で実施する。
プランターによる甘藷栽培の普及
 各家庭での甘藷栽培を普及させるため、プランターや鉢による甘藷栽培に関する講習会及びコンテストを行う。講習会は2005年4月26日(火)に開催する。
 作品はまつり会場に展示し、優秀のものは表彰を行う。

3.記念事業   >>目次へ<<
野國總管甘藷伝来400年祭を記念する事業として次のことを行う。

野國總管宮の整備
 野國總管宮のイメージアップを図る為、ライトアップ、野國總管の芋畑等の整備を行う。ライトアップ工事は2005年6月竣工。
野國總管坐像の道の駅かでなへの移設
 現在、商工会館にある野國總管坐像を、多くの人の目に触れる道の駅かでなの構内へ2005年6月を目途に移設する。
野國總管甘藷伝来400年記念碑の建設
 野國總管甘藷伝来400年祭を記念し、記念碑を2005年9月を目途に建設する。
寄贈泡盛の活用(百年古酒、振舞い酒)
 多くの人の善意で集められた泡盛を有効に活用するとともに、次の時代への資産として継承するため、その内200本を百年古酒として保管する。50本は450年祭用、50本は500年祭用、100本は毎年のまつりにおいて1本ずつウサンデーし、その年の酒を補充し保管する。残りは、振舞い酒として400年祭の参加者に振舞う。

4.主要イベント   >>目次へ<<
野國總管宮例祭
野國總管の遺徳を祈念する祭事。2005年9月30日(金)野國總管宮で開催。
野國總管甘藷伝来400年祭記念式典 
野國總管甘藷伝来400年祭を記念する式典を県内外の関係者の出席により9月30日(金)かでな文化センターで開催する。記念式典において野國總管大賞の表彰を行う。
こども芸能祭
 こども達による400年祭を記念する芸能祭を開催し、50年後への橋渡しとする。
 9月30日(金)野國總管宮前のグラウンドに仮設舞台を設置し実施する。
太鼓フェスティバル
 總管太鼓と日本トップの太鼓集団「鬼太鼓座」を中心に、県内外の太鼓団体によるフェスティバルを開催する。10月1日(土)兼久海浜公園グラウンドにおいて行う。
道ジュネー
 400年祭を記念し、埋立て2号線を会場に兼久海浜公園までパレードを行う。
パレードは甘藷偉人行列、伝統芸能行列や旗頭など趣向を凝らし、兼久海浜公園の舞台と一体となったものとして10月2日(日)に実施する。
大花火大会
 400年祭を記念し、そのフィナーレとして10月2日(日)兼久海浜公園南側護岸から4,000発の花火を打上げる。沖縄でも有数の花火大会として実施する。
奉納全島角力大会
 沖縄の伝統スポーツ・角力大会を行う。部門は県全体を対象とした個人別チャンピオン大会と子ども部門、職域対抗などとする。10月1日(土)2日(日)兼久海浜公園において行う。
大焼き芋大会
 焼き芋を中心とした参加型のイベントとして9月30日(金)~10月2日(日)嘉手納小中学校グラウンドにおいて行う。

5.野國總管甘藷伝来400年祭年事業   >>目次へ<<
 2005年を「野國總管甘藷伝来400年祭年」として位置付け、時期に応じ下記の事業を実施する。実行委員会の主催事業のほかに、積極的に他の団体・機関と共催し事業を行う。

 既に、主催事業として2004年12月31日(日)に「野國總管甘藷伝来400年祭年カウントダウン&花火大会」、2005年2月13日(日)に「組踊「孝行の巻」と芸能の集い」実施、共催事業として2005年2月27日(日)に「2005年第13回おきなわマラソン」を実施した。引き続き新年度は下記の事業を行う。

◆主催事業
 100日前記念「寿に舞う琉球舞踊と古典音楽の夕べ」  6月26日(日) 
 400年祭の100日前を記念し、まつりへの機運を盛り上げるため、嘉手納が誇る一流の琉球舞踊、古典音楽の師匠クラスによる公演を実施する。
野國總管甘藷伝来400年フォーラム 8月6日(土) かでな文化センター
 野國總管及び甘藷について、研究者及び関係者によるフォーラムを開催する。
記念闘牛大会  9月25日(日) 新町・ロータリー再開発地区
 新町・ロータリー再開発地区に仮設の闘牛場を設け、準全島大会並の闘牛大会を開催する。
車両パレード  9月29日(木)       沖縄県内
 車両に飾り付けを行い県内の宣伝活動を行う。各区自治会及び企業に参加を呼掛ける。

◆共催事業
比謝川鯉のぼりフェスタ 2005年4月24日(日)
NHKのど自慢  2005年5月 1日(日)
嘉手納ハーリー 2005年6月12日(日)
You・遊・比謝川河童まつり 2005年7月17日(日)
新町エイサー道ジュネー 2005年8月20日(土)

6.資金造成事業   >>目次へ<<
 資金の造成及びまつりの広報宣伝を図るため、2004年に下記の事業を実施した。
資金造成ゴルフ大会 2004年10月26日(火)
資金造成芸能公演 2004年11月28日(日)

Ⅲ. 推進計画
1.運営計画   >>目次へ<<
 400年祭開催に向け、プレイベント等の事業を検証し、各イベント毎に実施マニュアルを作成し、実行組織を結成、イベントの運営を図っていく。
 町民全ての協働によるまつりとするとの基本方針に基づき、野國總管甘藷伝来400年祭実行委員会を中心に下記の運営組織でまつりを実施する。



◎実行委員会
 基本理念にそって、実施計画の作成など「野國總管甘藷伝来400年祭」全体を総括する。
◎常任委員会
 実行委員会の委任を受け、事業運営の総括を行う。
◎専門部会
 企画運営部会(事業の企画、運営)、広報宣伝部会(広報宣伝、マスコミ対応)、総務財政部会(資金計画)、記念誌編纂部会(記念誌の発行)の各部会において実施計画の専門的事項について審議する。
◎事 務 局
 事業の推進及び総合的な調整を行うとともに、個々の組織を統括する。また、事業の企画制作、事業運営、記念誌編纂の業務を分担して行う。
◎事業部会
 各イベント毎に実行組織として事業部会を組織し、事業の推進を図る。町民協働で作るまつりとの視点から事業部会は、役場職員の他、町内の各種団体及び企業の職員、個人で組織する。また、個人及び摸会等のグループを対象にボランティアでの参加呼掛けを行う。
 加えて、町外の団体、企業へも積極的に呼びかけを行う。
実行組織の詳細は、別途定める。

2.広報宣伝計画   >>目次へ<<
 野國總管甘藷伝来400年祭は、嘉手納町で行われる最大の歴史的イベントであり、事業の基本理念に基づき、甘藷発祥の地・嘉手納を全国に認知させるため、積極的な広報宣伝を行う。前年度までの広報宣伝活動を検証し、2005年は「野國總管甘藷伝来400年祭年」とし、適切な時期に適切なイベントを実施しながら、ポスター、チラシなどのツールによる広報活動や各種メディアの活用など効果的な広報宣伝を実施し、9月30日~10月2日の本番に向け、400年祭の周知徹底と期待感を醸成する広報宣伝を行う。

◆平成16年度までの広報宣伝活動
広告塔の設置
ホームページの活用
「いもっち」着ぐるみの製作と活用
ポスター、リーフレットの製作と活用
「いもっち」ストラップ製作と活用
ラジオ番組の放送
エコーはがきの発行
キャンペーン隊の派遣
野國美童の選出と活用

◆平成17年度広報宣伝
ホームページの活用 
ホームページの持つ広域性、即時性を活かし、有効な広報手段としてITを積極的に活用する。
キャラクター、ロゴ、キャッチフレーズの活用
名刺、封筒、シールなどに積極的に活用し、広報宣伝を図る。
広告塔の活用
既存の広告塔を有効活用すると共にカウントダウン看板を設置する。
イメージソングの制作と活用
記念CDを制作し、イベントやキャンペーンなどで活用する。
リーフレット、ポスターの活用
 まつりの開催内容を告知する重要なツールとして、リーフレット、ポスターを活用する。
シールの活用
 シールを作成し、企業や個人の協力のもと、お菓子や車等に張りつけ、広報宣伝を行う。
グッズ(いもっち)の活用
いもっちのストラップや着ぐるみをキャンペーンやイベントに活用する。
キャンペーン隊の派遣
県外の甘藷生産地や県内のイベントを中心にキャンペーン隊を派遣する。
羽田空港広告媒体の活用
 ふるさと情報発信支援事業を活用し、羽田空港の広告媒体(プラズマ映像装置及びLED文字表示ボード)での放映を400年祭直前の2週間行う。
各種メディアの活用
 ラジオ、テレビ、新聞、情報誌などの各種メディアを、広告や番組制作、情報提供などで積極的、効果的に活用する。特にラジオについては、2005年1月からエフエム沖縄において400年祭のインフォメーション番組を放送中であり、新年度も継続し、その有効活用を図る。
企業との連携、協力
 企業との連携、協力を積極的に行い、車両パレードへの参加、各種メディア活用の際のスポンサーなどへの協力の依頼を行う。

3.交通・輸送計画   >>目次へ<<
 野國總管甘藷伝来400年祭の期間中、多くの来場者が見こまれる。そのため、多数の来場者を円滑、かつ安全に誘導するためには、会場配置、イベント日程、来場者動向、周辺の交通状況などを的確に判断し、所轄警察、関係交通機関、会場管理者などとの綿密な事前調整を行うことが必要であり、それを基に、まつり出演者及び関係者、まつりへの一般来場者の交通・輸送計画を策定していく。
 本県においては、車で来場する人が多く、充分な駐車場の確保とともに駐車場に対する的確な情報の提供が是非必要であり、携帯電話等ITを活用した駐車場情報の提供サービスを行う。
 参加者や来場者を円滑に会場まで到着させるとともに、2つのメイン会場及び駐車場を機能的につなぎ、来場者の町内への回遊性と来場者の利便性を高めることに配慮し、専用バスを中心とした輸送手段を講ずる。

4.警備・救護計画   >>目次へ<<
 イベント期間中の来場者に対し、より安全で快適な環境を整えるため、各イベント会場ごとの警備・救護計画を策定する。
 警備計画の策定に当っては、地震・火災などの不測の事態やイベント実施時の混乱等による万一の事故発生に備えて、来場者の安全を図ることを目的とし、警察署や消防署等の関係機関と協議のうえ作成する。
 警備員は、専門業者の他、役場職員、ボランティア等が担当し、警察署や消防署の指導、協力をえながら、来場者に不快感を与えないよう配慮のうえ、事故、混乱が発生しないように万全の体制で警備に当る。特に道ジュネーの警備には充分に配慮する。
 救護計画の策定、実施にあたっては、医療機関の関係者の協力に基づき万全の配置を行う。

5.財政資金計画   >>目次へ<<
 地方財政が極めて厳しい状況において、収入については、町からの補助金を中心とするが各種補助金、事業収益、寄付金などあらゆる収入につながる手段を講じ資金の調達に当る。特に、企業及び個人を対象にした寄付金については重点的に取り組みを行う。なお、新年度においては、コミュニティー助成事業を活用し、4つ竹の衣装を購入し、400年祭で活用すると共に町の文化創造に資する。
 支出についても、無駄な支出を排除するとともに費用対効果にも充分配慮のうえ事業の実施にあたる。
 資金調達方法は次のとおりとする。

◎町補助金 町が実行委員会に支出する負担金
◎協賛金 まつりの主旨に賛同する企業からの協賛金
◎寄付金 まつりに対する企業及び個人からの寄付金
◎補助金等 国、県や各種機関からの補助金
◎事業収入 まつりの各種事業に伴う収入
◎出店料 まつりへの出店に伴う収入
◎広告料 まつりへの広告による収入
◎その他 預金利息などの収入

Ⅳ. 事業プログラム
1.野國總管甘藷伝来400年祭プログラム   >>目次へ<<

◆野國總管宮周辺会場
9月30日(金)
野國總管甘藷伝来400年祭記念式典 14時~15時 かでな文化センター
野國總管例祭 16時~17時 野國總管宮
こども芸能祭 18時~21時 嘉手納小中グラウンド
野國總管甘藷展示会 15時~21時 嘉手納小学校体育館
大焼き芋大会 17時~21時 嘉手納小中グラウンド
振舞い酒 17時~21時 嘉手納小中グラウンド
農林同窓生の集い 17時~19時 嘉手納町中央公民館
10月1日(土)
野國總管甘藷展示会  10時~21時 嘉手納小学校体育館
大焼き芋大会 10時~21時 嘉手納小中グラウンド
芋掘り競争 11時、14時、16時 嘉手納小中グラウンド
振舞い酒 10時~21時 嘉手納小中グラウンド
呈茶席  10時~21時 野國總管公園ゲートボール場
10月2日(日)
野國總管甘藷展示会 10時~20時 嘉手納小体育館
大焼き芋大会 10時~20時 嘉手納小中グラウンド
芋掘り競争 11時、14時、16時 嘉手納小中グラウンド
振舞い酒  10時~20時 嘉手納小中グラウンド
呈茶席 10時~20時 野國總管公園ゲートボール場

◆兼久海浜公園会場
10月1日(土)
太鼓フェスティバル 14時~21時 兼久海浜公園グラウンド舞台
奉納全島角力大会 14時~17時 兼久海浜公園グラウンド
全国甘藷物産市 10時~21時 兼久体育館周辺
振舞い酒 10時~21時 兼久海浜公園グラウンド
海上遊覧 10時~18時 兼久海浜公園入り江、海
動物ランド 10時~18時 兼久海浜公園内
世界のニワトリ展 10時~18時 兼久海浜公園内
10月2日(日)
道ジュネー 15時~18時 町道埋立2号線
チビッコショー 14時~15時 兼久海浜公園グラウンド舞台
野國總管奉納芸能祭 16時~20時半 兼久海浜公園グラウンド舞台
大花火大会  20時半~21時 兼久海浜公園南側護岸
奉納全島角力大会 14時~17時 兼久海浜公園グラウンド
全国甘藷物産市 10時~21時 兼久体育館周辺
振舞い酒 10時~20時  兼久海浜公園グラウンド
海上遊覧 10時~18時 兼久海浜公園入り江、海
動物ランド 10時~18時 兼久海浜公園内
世界のニワトリ展 10時~18時 兼久海浜公園内

2.関連イベントプログラム   >>目次へ<<
◆主催事業
4月26日(火) 野国いも栽培講習会 JAおきなわ嘉手納支店倉庫
6月26日(日) 100日前記念
寿に舞う琉球舞踊と古典音楽の夕べ
かでな文化センター
8月6日(土) 野國總管甘藷伝来400年祭フォーラム かでな文化センター
9月25日(日) 記念闘牛大会  新町・ロータリー再開発地区
9月29日(木) 車両パレード 沖縄県内
◆共催事業
4月24日(日) 比謝川鯉のぼりフェスタ 嘉手納町総合福祉センター
5月1日(日) NHKのど自慢 かでな文化センター
6月12日(日) 嘉手納ハーリー 嘉手納漁港
7月17日(日) You・遊・比謝川河童まつり 屋良城跡公園
8月20日(土) 新町エイサ-道ジュネー 新町商店街