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嘉手納町は沖縄本島の中心部に位置し、東シナ海に面する海岸線沿いにあって、那覇より北へ約23キロメートルの地点で人口約14,000人の町であります。 かつて琉球王朝が中国を中心に東南アジア全域にかけて築いた大交易時代の終焉期に当たる西暦1605年、中国福建省から蕃藷を持ち帰り、第2次大戦後に至るまで国民を飢餓から救った産業の恩人「野國總管」生誕の町であり、日本における甘藷(イモ)発祥の地でもあります。 本町は沖縄本島の交通の要衝に位置し戦前は中頭郡における文化、教育の中心として発展してまいりました。しかし、去る大戦における本島最初の米軍上陸地点となり、灰じんと化し、戦後は町域の83パーセントが米軍に占められ、昼夜を問わず基地から発生する爆音等、幾多の基地被害を被るなど、町民の生活環境は必ずしも良好な状況とはいえません。 このような厳しい環境の中でも、先人のたゆまぬ努力により、幾多の困難を克服し、町民ニーズに応える諸々の施策を展開して、今日の嘉手納町を築きあげてまいりました。 今後とも本町の将来像であります「ひと、未来かがやく交流のまち かでな」の実現と21世紀を展望したまちづくりに向けて、町民の皆様と手を携え鋭意努力してまいりたいと考えます。 |
